寂しさの正体
昔のぶっ飛んだ日々のエピソードばかり書いて来たので閑話休題、ここ最近の事も書いてみようかと思う。
最近はめっきり独りの時間が多い。
現在居住しているここ札幌には親しいと言える友人、知人がほぼ居ないに等しい事もあり仕事帰りに酒場で一杯ひっかけたい夜も、休日何もする事がなく時間を持て余している時も気軽に誘える相手が見あたらない。
そんな時は遠く離れた場所に住む国内外の友人と電話、LINEなんかで会話を楽しむことにしている。
皆さんそれぞれ大変クレイジー…もとい個性的な生き方をしている方達なので大変話していて楽しいし、ある意味励みになるのだが話し終わった後言いようの無い寂寥感に襲われる。
いわゆる寂しさってやつなんだな。
今まで何度も知り合いなんか一人も居ない環境の中に身を投じ孤独な時期はあったが寂しいって思った事なんて一度もなかったし、所謂寂しがり屋って奴を心底軽蔑しきっていた。
独りじゃ何にも出来なくて人恋しさの余りたいして興味もない人間と群れたがる醜い羊ども!
俺はお前らなんかと違う!
気高い一匹狼だ!
‥持病の中二病を思い切りこじらせていた若き頃の私は寂しがり屋に遭遇するたびもはや暴力的とも言える蔑みの目線を投げ掛けていた。
そんな気高かった私が今や寂しがり屋かよ😭
部屋の窓から身を乗り出し
「誰でもいいから友達になってくれぇ!」
と、叫びたい気持ちを落ち着かせ寂しさの正体を科学的に解明すべくネットで調べてみた(暇人だなw)
ざっといろいろなサイトを閲覧したところオキシトシンと言う脳内物質が不足すると寂しい気持ちになるらしい。
そうか私にはオキシトシンってもんが不足してるんだな。
ではオキシトシンを分泌させるにはどうしたら良いのか?
・親切行動をする
・なるべく独りで食事を摂らない
・恋人と触れあう、恋人が居ない人は友人とハグをする
これらを積極的にすることによりオキシトシンの分泌が促され寂しさが吹き飛ぶらしいとの事。
なるほど、確かに最近世間様にそれほど親切行動とってなかったかもしれないし
食事はほとんど独りで摂ってたし
恋人と触れ合う機会など結構な間ないし
友人とハグなんて昔イベントオーガナイザーをやってたパーティピーポー時代から久しくしてないから約10年はしてないな。
そりゃ寂しくもなるわな。
よし!明日からの私は親切なおじさんとして世間様に何くれとなく世話を焼き、食事はほぼ外食なため飲食店に入るや否や
「ご相席よろしいですか?寂しいもんで」
と誰彼構わず声をかけ
友人知人に
「これからハグしに行くね^_^」
と連絡しまくろう!
…やっぱ暫くは寂しさと付き合うとするか。