ごくありふれた起業家の死
年明け早々に昔の同僚が自殺したとのニュースを聞いた。
自身が千葉県内で手掛けていた飲食事業の経営に行き詰まり数千万の借金を抱え、また債権があまり筋のよろしくないところに流れ、今時珍しい位の容赦ない追い込みをかけられたらしく・・・
可愛い妻と育ち盛りの三人の子供を残し彼は現世におさらばしたらしい。
そのニュースを聞いた私は意外にもさしてショックを受けず、ハンチクな切り取り屋の容赦ない追い込みをかけられた時点で私に相談のひとつでもしてくれたなら、借金全額チャラとまではいかないまでも大幅に減額させる位の知恵は貸してやったのにな〜位の思いしか浮かばなかった。
ここで自殺の是非を問うつもりは毛頭ないし、そもそも私は生きる権利があるならば死ぬ権利がだってあるだろうという見識の持ち主である。
問題は借金を苦にしてってことだ。
世の中には数億以上の借金抱えてもピンピンして容赦ない追い込みにも図々しく対峙し無い袖は振れん!とばかり逞しく生きてるおっさんなどゴマンといます。
生命と銭どっちが重いか分かりませんが、たかが借金で死んでんじゃないよと。
生きてりゃ花見が咲くこともあるかもしれないし、自己破産したって生活保護受けたってホームレスになったって何だって良いじゃないか違法でも何でも無いんだし。
逆境の中で自害するんじゃないよ、まだまだやる事あるんだから生きてきっちり落とし前つけようじゃないか。
泣いても笑ってもどうせいつか死ぬんだ、なら生き恥晒そうが何だろうが良いじゃないかバカヤロー・・・合掌。