起きて半畳寝て寝袋〜ミニマリストまでの道程

波乱万丈の末辿り着いた持たない暮らし

すっかりあけちゃいましたが

あけましておめでとうございます。

昨年秋より人生がはたまた急展開してすっかりブログの更新を怠っておりましたが何とか生きております。

サラリーマン生活の破綻→ユニオンの協力を得ての団体交渉の末に和解金とグループ代表取締役の謝罪文ゲット!

そこにタイミング良く旧知の知人が来札し死にかけの会社の再生と芸能関係の新事業立ち上げを依頼され悩んだ末に快諾。

11月より先方が借り上げている新宿は歌舞伎町のマンションに居を構えております。

とはいえ所有物はスーツケース一つに衣装ケース2つ、増えたモノといえばボーズの30年前のラジカセと仕事上必要不可欠なMacBook Pro
ミニマリストぶりは健在でございます。

しかし一年余ぶりの東京は騒がしいというか何というか、この行間の無さというか余白の無さに再上京当初は辟易しておりましたが行間も余白も自らが作るもの!
と思えたらだいぶ楽になりました。

新たな視座からまた駄文を書き連ねて行きたいと考えておりますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。f:id:takashistrange:20160109070922j:image




ミニマリストとダンスミュージック

唐突ではございますが私は長きに渡りディスコ、クラブ、ダンスミュージックが大好きです。

大好きと言いますか自分の人生に多大な影響を与えたものでございます。

どれ位多大かと言うと・・ディスコ(80年代半ばはクラブと言うものが存在していなかった、少なくとも私の故郷北海道では)にハマり過ぎてせっかく入った進学校を中退し、泣き叫ぶ親の猛反対を押し切りディスコの黒服になろうとした位多大な影響を与えてくれました。

初めて従兄弟に連れて行ってもらった札幌のディスコ。

そこには華やかでエネルギッシュで煌びやかな万華鏡のような世界が拡がっていて14歳の私はこの世にこんな素晴らしい場所があるのか!とすっかり魅了されてしまいました。

あぁあれから30年、ハウスミュージックの洗礼を受け海外のクラブ、パーティへも数多く参戦し20世紀末はレイヴカルチャーにもズッポリ漬かり、自身でパーティをオーガナイズしたりファッションブランドやお酒のメーカーなんかとコラボ企画したりetc...

近年は足遠くなっていましたがダンスミュージックは生活の傍らに常に鎮座しておりました。

再上京してひと段落した折、ふと踊りにでも行ってみようかと思いつき代官山のナイトクラブに久しぶりに出掛けました。

昔なら関係者にゲストの手配をしたりしてエントリーしたものですが、今更そんな連絡をするのも失礼なのでエントランスで料金を払いエントリー。

階下からは身体と魂を揺さぶる重低音、これだよこれ。

すぐさまダンスフロアに駆け込み良質なハウスミュージックに身を委ねた。

目を閉じると色んな想いや記憶がダイジェストの様に駆け巡ってきた。

涙が出そうになった、いや泣いていた。
私は明らかに様子のおかしいおじさんだった。

これまで凄まじく目まぐるしい環境の変化を経験してきた。

しかしながら何処に居ようが何をしてようがどんな状況だろうが、全てを投げうってどれだけミニマリストになろうが

ダンスミュージックに肉体と魂が呼応する事は無くならないんだろうな

あの14歳の時からずっと死ぬまで。
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